コンデンサーは自動車エンジンルームの前側に設けられ、コンプレッサーから送り出された高温高圧の空調装置の冷媒を液化して液体冷媒に変える役割をするもので、ラジエーターと別途に装着されることもあるし、ラジエーターとともに組立ててクーリングモジュールとして提供されることもあります。
コンデンサーはラジエーターのようにチューブとフィン、そしてこれらのチューブを繋ぐヘッダーパイプから構成されています。最近多く使われている、レシーバードライヤーと一体型になっているサブクールタイプは、出口に向う前の冷媒をコンデンサー内部のサブクーリング・ゾーンに流れるようにして過冷却状態にさせ、膨張弁に向えるようにします。
